こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^-^)
さて、さっそくですがゴルフをやっていて左親指の痛みが出たことがありますか?
青木はインターロッキングのグリップで練習をしていたときによくなりました。
最近はテンフィンガーグリップにしたり、親指の位置をすこし工夫して変えることで、
痛みなくプレー出来ています!
アマチュア、プロゴルファーの方もよく左親指の痛みに悩んでいるようですし、
少し親指について考えてみましょう!!
なぜ痛くなるか?
これはいたって簡単です!
解剖学、運動学的に不適切な関節へのストレス(せん断力、伸張、圧迫)があるから。
どこの関節にもいえることですが、ヒトのからだには限界があります。
軟部組織の可塑性を超えることで、組織に限界が来ます。
その結果、からだは危険信号として痛みを発します。
また、繰り返しのストレスがからだの回復スピードよりも上回ってしまうと痛みが出てきます。
手関節の解剖学
私、青木左の手であります。
指が短くて非常に恥ずかしいであります。
赤い〇で囲ってある部位を上から
IP関節 指節間関節
MP関節 中手指節間関節
母指CM関節 母指手根中手関節
といいます。
みなさまはどこが痛いでしょうか?
多くの方は真ん中のMP関節が痛くなると思います。
この部位はどうしても、グリップを抑え付ける部位となりますし、
右手が上から抑えつけることになりますから、関節にとっては負担が非常に大きい。
注意したい点
それでは、
どういう要因でなるのか
グリップがインターロッキング
トップからダウンスイングへの切り返しが速い方
この二つが非常になりやすいです。
インターロッキングは右母指球のMP関節を圧迫してしまいます。
この圧力は非常に強いです。
また、トップからダウンへの切り返しが速い方、
飛距離を伸ばすのに欠かせない要素ではありますが、
一気に指に圧力がかかるので、諸刃の剣ともいえます。
トッププロで言うと、ジェイソン・デイ選手が一時期この症状に陥ったと聞きますが、
彼のスイングはスローにしないと速すぎて、切り返しが見えません、笑
ただ、この親指の使い方次第で飛距離も伸びるので悩ましいところですね・・・
対処の方法は?
アイシング
→15分アイシングを実践!
グリップを見直す
→インターロッキングからテンフィンガーへ
親指のかけ方を変える
↑こうではなく
↑こう!
左親指の腹全体でグリップすると、どうしても圧力が高まり、押さえつける筋力も必要ですし、
筋力が強く働けば反作用もあります。関節間力も高まります!
少し左サイドでおさえてみましょう(^-^)
また、握る力も左親指と人差し指の間にしっかりとV字ができるようにくっつけるとGOODです!
※ 湿布は一時的には効果がありますが、根本解決とはなりません!使い方を変えねばです!!
しかしながら、このあたりの関節の痛みは自己判断せずに、
一度クリニックでレントゲンなどをとってみていただきたいです!
関節の変形や骨棘があることもあります。
軟骨がすり減っている方もいらっしゃいます。
関節に異常がなければスイングとグリップの見直しをしましょう(^-^)!!