こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^-^)
今回はからだのお話です。
というのも、
先日の日曜日、朝6時の早朝からゴルフの練習をしていましたら、
やってしまいました!そう、魔女の一撃をくらったです・・・。
魔女の一撃とは?
・・・
ぎっくり腰です。
今まで患者さんで対応してきたことは多々あるのですが、
もともと腰の悪いわたくしもぎっくり腰というのは今までなったことはありませんでした。
ぎっくり腰はどうしてなるのか?
わたくしの場合は左下肢を固定し左の壁を作った状態で
右つま先だけついた状態で上半身のみのスイングをずっとしていてなりました。
ゴルフや中腰の姿勢はやはり受傷起点としては多いですね(>_<)
あとは、ふとした瞬間に・・・
など曖昧なことが多いですね。
ぎっくり腰とは?
俗称であって、病名ではありません。
よくわからないものです。
急激に起こった腰痛を一般的にはそう呼ぶため、
原因や痛みのもそれぞれ異なります。
原因と呼ばれているものとしては、
椎間関節の捻挫、椎間板の損傷
筋・筋膜の断裂、仙腸関節の捻挫
などですね!
ちなみにわたくしははっきりとわかりました。
仙腸関節捻挫です。
『ボゴッ』という音とともに、ズレ、『ガコッ』と一瞬で戻るのがわかりました。
瞬間的に腹筋と背筋を締め上げ、膝が崩れるのを防ぎましたが、
なかなか仙腸関節がグラついて上手く歩けない、座れない、寝返りうてない、走れない
の不調オンパレードですね!
治療方法は?
一般的に、
「安静」
と言われております。
が、最初に医療機関での診察を受けてください。
本当にぎっくり腰なのか?
神経所見や骨の損傷がないのかを確認してください。
あやまっても整体などの医療資格のない施設での施術は避けてくださいね!
悪化する可能性があります。
レントゲンやMRI所見でも異常がないようであれば先にあげたような微細な損傷が起こっていると考えられます。
痛みはいつまで続くのか?
急性疾患でありますから、感情など情動との結びつきは弱いため、
痛みを取り除いてあげれば後に続くことはありません。
組織の微細損傷を考えると生理学的に考えても1週間はなんらかの炎症が続きます。
また、その段階で瞬間的にズレた関節(実際にレントゲンでズレているようであればこれは大変なことです。
ぎっくり腰で骨がズレたままということはありません。ズレているようであれば、これは脱臼となります。)
や正常でない状態を続けているようであれば、2次障害を引き起こしますから、この状態は改善させねばなりません。
関節の位置関係をただし、筋の発揮を調整する
ということが非常に重要となります。
早く処置をする→早い回復に繋がる
治療方法は?
○痛みを緩和させるために薬物療法
痛みを感じなくさせるわけです。痛くてどうしようもない場合は頼る他ありません。
実際、患部の炎症は続いております。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
アセトアミノフェン
筋弛緩薬
などがありますね。
○物理療養(電気治療)
患部周囲への間接的アプローチで疼痛を緩和させます。
サイトカインやプロスタグランヂンなどの発痛物質を流し
下行性疼痛制御機構やゲートコントロールセオリーなども利用できますね!
○運動療法
一時的に関節運動が正常に行われていないため、疼痛をコントロールしながら身体の動作をコントロールしていくことが必要です。
この段階を早くから行わないと後々の動作に影響が出ます。
青木の場合
左仙腸関節捻挫でした。
湿布はなかったので、冷えピタを!!
冷えピタは効果なし!!笑
よくアイシングと言いますが、
標的器官が深部過ぎてまったく効果がありません。
時と場合で使い分けましょう!
仙腸関節捻挫では
仙腸関節のコントロールが一番重要で、
腸骨の腸腰筋による制御
仙骨の起き上がり運動(呼吸を用いた方法)
左仙腸関節に負担のかからないように歩行時の右下肢からの慣性を下げる
(インソール使用)
過剰に収縮している脊柱起立筋のリラクゼーション
多裂筋の収縮促通
あまり腹筋に力を入れると仙腸関節は緩んでしまいますので、
多裂筋収縮と腸骨筋収縮で保持したいです。
あまりに関連痛がひどいので、電気治療(TENS)にて疼痛緩和
その後、運動療法の流れを行っています。
経過3日目で走れるようになりました(^O^)
ぎっくり腰は、医療機関へ受診して
我々理学療法士の治療を受けてください!