今日は英語の文献のご紹介です。面白そうなものをピックアップしてきました(^O^)

日本の文献でゴルフ関連のものを探しても非常に少ないです。道具の素材や解析などについて書かれてはいますが、バイオメカニクス的な要素でゴルフスイングを研究している方はあまり多くないみたいです。

なので、今回は英語の文献を要約のみですが簡単にご紹介!

対象者:①ハンディキャップ9以下の方と②ハンディキャップ9以上の方(計28人)

使用機器:床反力計(これはどの方向に荷重がかかったかを判断できる装置です)

比較する内容:

 1.アドレスからバックスイング

 2.トップからボールインパクト

 3.インパクトからフォロースルー

これらの流れの中で、対象者の①と②の荷重のかかり方を計測。

結果:①のハンディキャップ9以下の方々の方が有意に左下肢の外側の荷重量が大きく、尚且つ、早かった!そうです。

筆者の意見:この知見はスイング時の体重移動の理解をより進めるのでは(プロフェッショナルに対して)、とあります。

かなり、簡単に書きました!下肢だけの検討であるので、上肢がどういう動きをしているかはよくわかりません。

しかし、筆者の言うとおり、ハンディキャップの少ない方は、より下半身を先行させているのではないかと思いました。右下肢から生み出した力を左足の外側で受け止め、体幹を徐々に回旋させ、ボールインパクトを迎えている様子がイメージされました!

体重移動は先に済ませて置くのでしょうか??ピークの値が大きいことはより大きな力を受け止めている証拠ですので、やっぱり下半身の動きは要注目ですね!

トレーニングの方にも生かしていきましょう!