こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^-^)

今回はちょっとからだのお話です。

 

最近よく耳にするPRP療法

みなさんご存知ですか?

田中将大投手や山口鉄也投手が行ったことで有名になったPRP療法

慢性的なケガにも効くし、急性的なケガにも効くというのだから驚きです(^-^)!

PRP療法とは?

日本語で自己多血小板血漿注入療法。英語でPRP (Platelet-Rich Plasma)は肘・膝・靭帯・骨折等の治癒を高める目的で行われる治療法となります。

科学的な理論は?

血液には血小板があります。
血小板には組織修復を促進する 成長因子 サイトカイン
などの分子が含まれています。
これらの組織が周囲組織に働きかけることで損傷組織を修復し治癒を高め、痛みを取り除いていきます。
ケガをすると炎症反応としてこの血小板が集結し組織修復を促すのです

PRPはこの血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、幹部局所に注射し治癒を促す

という治療法なのです。

対象は?

誰でもどの部位でも大丈夫!

早い復帰を望むプロアスリート
重要な試合までの時間が限られた選手

骨折後、同一動作を繰り返すラケット競技(テニス・バドミントンなど)、

ゴルフ、ランニングによるアキレス腱炎、長脛靭帯炎などさまざまなケガに適応となります。

安全性は?

自己血であるため、従来行っていたステロイドと比較し、よりリスクが少ないです。
海外では現在でスポーツ選手を中心とした10年以上の実績があります。

費用は?

自費診療となり、相場は50000~100000円と幅があるようです。
濃度で金額が変わることが多いようです。

まとめ

PRP療法は自費診療となってはしまいますが、
炎症が長引いて止まってしまった治癒過程を強制的に再開させるという方法です!
どんな治療を行っても症状に変化のない方は一度医師と相談するのがよいと思います(^-^)

しかしながら、炎症を引かせただけでは使い方(炎症の原因)を根治させたわけではないので、
その時は我々、理学療法士の出番ですね!