こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^-^)
よく雑誌でダウンスイングは腰から切り返す!
とあるのですが、できるのでしょうか?
結論から言いますと!
動画を見ていると腰から切り返している
というイメージは伝ってくるのですが、
そんな動きはできない構造になっています!
やってみましょう!
テイクバックをして、右下肢に体重をかけます。
ここから一気に腰を左側へ!!
・・・
回せました?
右足が地面についているとこの動きは非常に困難です。
それでも無理やり回そうとすると、膝が壊れます!
腰から切り返すと
右の股関節が絞られてきます。(解剖学的・運動学的にいうと股関節は外旋です)
足が固定されていると足の動きには限界がありますから、
(足部を固定していると距骨の低屈、外旋、回外)
右膝が無理な動きとなります。(極度の外反)
どうしてそうなるのか?
ひとは地面と唯一接しているのが足部です。
足の動き、足関節の動き、地面との接点、力の入れる方向(ベクトル)など
微妙に調整することで、一時的にからだを不安定な状態としていますね!
その不安定を少しずつ制御していくことで動きのコントロールをしているんです(^-^)
それでは・・・
テイクバックをした状態で、右下肢にしっかりと体重を乗せてください。
右スウェーはダメですよ(^-^)
次に上肢はそのままトップで残した状態で
右母趾球に力を入れてみてください。
右膝が内側を向いてきましたか?
この状態で初めて腰が回せるんです!
そのため、しっかりと腰を回して体幹の捻転を出すのであれば、
足の裏の荷重ポイントがどこにあるのか?!
ここをまず意識することが大切です☆
あくまでも
足からです。
足から運動連鎖は始まるんです!
下肢で作った連鎖を徐々に波及させていき、
上肢の振りをいかに加速させるか
上肢の振りからシャフトをいかにしならせるか
しならせたシャフトをどこで逆しなりさせるのか
この一連の動きが
ヘッドスピードの加速を生み、
ボール初速へとつながっていくのです(^-^)!
よくよく、ゴルフのインソールは母趾側が柔らかくなっていたり、
母趾に促されるように作られているのは、こういった背景があるからなのです!