こんにちは!ゴルフトレーニングラボの青木です(^^!
最近練習場にいくとこぞってみなさんGGスイングです・・・
流行りなのでしょうが、これ注意しないとスイングが定着しないばかりか
腰痛めますのでご注意くださいね。
GGスイングとは
世界で注目を浴びているゴルフコーチ、ジョージ・ガンカスが構築したスイング理論のことです。
ジョージ・ガンカスの理論は地面を踏む力、クラブを速く動かすための動作を徹底追及しています。
GGスイングの特徴
バックスイング
テイクバックでは右腰をその場で後方に回転させます。
理論としては右側が広くなるので捻転が増し、パワーが生み出しやすくなるとのことです。※ 右膝の形は不問
ダウンスイング
トップ位置から左膝を開き、ガニ股のような形になります。
左腰の切り返しと同時に若干の沈み込みが自然と出るため、パワーが蓄積します。
勝手にシャロースイングになる
トップ位置から左足を開き、沈みこむとクラブヘッドは自然とシャローとなります。
手をこねくり返さないので方向性は安定し、ハンドファーストインパクトとなる。
※手首が自然と手のひら側に折れてくる→ダスティン・ジョンソン選手のような
さて、理論だけでいうと確かに正しいと思います。
ですが、これ、マネできますか?
というより、マネできるだけ十分な柔軟性と関節を動かす力やタイミングが備わっているか?がとても重要です。
例えば、テイクバック軸回旋をズラすことなくするには
・右股関節内旋可動域
・胸椎の可動域
・肋間の柔軟性
が必須となります。
この可動域がない状態でテイクバックでGGのようにはまずなりません。
次に、このテイクバックが出来たとしても、
上半身の捻転をほどかない状態で下半身の回転が必要です。
これに必要な要素
・体幹筋力
・左肩甲骨周囲筋力
・右足の蹴りの力+方向
・左股関節の内旋コントロール
が必須です。
GGスイングが出来ている選手はこれくらい身体能力が高く、それぞれをコントロールできる能力値が高いです。
また指導してくれるコーチも元々しっかりスイングが出来ている(身体能力がある程度高い)上で、新理論として携えて教えてくれるわけです。
十分な可動域と筋力がない状態でそもそも出来るスイングではないということですね・・・
わかりやすい動画はこちら
マシュー・ウルフのスイングはこちら
柔軟性と筋力を備えていますよね。
切り返しのスピード速すぎます・・・
加えますと、後ろに下がりながら打ってます。膝も過伸展といって、過度に伸びてしまっています。
自分の骨格に合ったスイングをしましょう(^^)/