こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^O^)

今回は、学術的な内容をご紹介いたします!!

出典は臨床スポーツ医学会の原著を参考とさせていただきます!

参考となる研究を一つご紹介し、今後は研究結果をまとめた内容をピックアップしていきますので☆

 

今回の研究はヘッドスピードと体力要因です。

単に鍛えるだけではなく、

ヘッドスピードに直結するトレーニングを盛り込んでいくことが非常に大切です。

ゴルフ筋とでもいいましょうか?

必要な筋肉を、

必要なタイミングで使う、

これが鉄則であります(^_-)-☆

概要

著者:江原先生ら ※下記に詳細あり
内容:プロゴルファーのヘッドスピードと上肢・下肢・体幹の等速筋力、長座体前屈距離、体幹回旋の柔軟性、体幹部横断面積の比較
対象:プロゴルファー22人
(ツアープロ、チャレンジトーナメント、ローカルトーナメント含む)

ヘッドスピード平均

範囲:51.9~60.9m/s

平均:56.5m/s

 

ヘッドスピードと何が関連するのか?

  1. 左膝を曲げる力

  2. 右肘を曲げる力

  3. 右腹筋の力

左膝を曲げる力

左膝の力を生み出しているのはハムストリングスです。
ハムストリングスの役割はトップからダウンスイングの際に、右足から推移してきた荷重を受け止めることです。
ヘッドスピードの速い選手は蹴り込む力が強く、それを受け止める力も強いと考えれますね(^^♪

右肘を曲げる力

肘を曲げるのはポパイの腕のこんもりしたやつです!
上腕二頭筋、上腕筋
腕橈骨筋、円回内筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、深指屈筋、浅指屈筋
と手首の力を発揮する筋肉もあります。
肘を曲げるというより、手首を使う筋肉が発達している結果として出たものでしょう。
リストを鍛える必要がありそうです!

右腹筋の力

データによると、
トップからダウンスイング時に最高になるそうです!
急速な捻転を引き起こすのに重要な筋肉です。

参考

日本人男性プロゴルファーにおけるクラブヘッドスピードと体力要因の関連
江原義智、田辺解、白木仁、久野譜也
キー・ワード:ゴルフ、ヘッドスピード、筋力
日本臨床スポーツ医学会誌:Vol.25 NO.1,2017.