こんにちは!
ゴルフトレーニングラボの青木です!
さて、シーズンになりましたね(^^♪
アース・モンダミンカップ!!
昨日と異なりとても良い天気です。風が強いのはやりにくそうです。
さて、今回から当サイトはトレーニングとケガに特化した内容をアップしていきます。
また、内容も一層マニアックにしていきますので、
わからない!!という方はお気軽にご連絡くださいませ!
今回は、
間違いだらけのゴルフ飛距離アップの下半身トレーニング方法
になります。
今ちょうどアース・モンダミンカップをみていて思うのですが、
皆さんシーズン前にたくさんトレーニングを積んだんだなぁと思いました!
下半身の発達がすごいです。
大腿四頭筋が目に見えてパンプアップしている選手が多いです。
考えられるのが、
〇 スクワット
〇 ブルガリアンスクワット
をたくさんやられているのだと思います。
目的にもよりますが、
もしこのトレーニングで飛距離を伸ばそうとしているのであれば
止めた方がいいです。
スクワットのメリット
〇 大腿四頭筋の筋力強化・筋肥大
〇 体幹筋力強化
スクワットのデメリット
〇 大腿四頭筋の強化に伴う、骨盤前傾
〇 足がとっても太くなる
え、いいじゃん!!
と思われるかもしれませんが、
大腿四頭筋は飛距離には関係ありません。(全くいらないというわけではないですが、狙ってつける筋肉ではないということです。)
大切なのは、ハムストリングス、大殿筋、中殿筋という筋肉になります。
地面を蹴りつける目的で大腿四頭筋を鍛えていることもあるかもしれませんが、
蹴りつける必要はなく、反力を力で受けてあげればいいので、トレーニングをする必要がありません。
また、これはトレーニング全般に言えることになりますが、
スイング時間は平均して~2秒以内になります。
その時間の間に
地面を蹴りつけて、
体幹を捻って、
肩を振って、
球を叩いて、
フィニッシュ
になるので、
すなわち、1秒以内に下肢の力を発揮する必要があります。
下の器械は以前CASIOさんが販売していたものになりますが、
腰の回転スピードを計測する素晴らしい器械でした。
データを見ると0.19秒で腰を回しているということになります。
この時間で力を伝えます。
これは青木のデータですが、
このスピードはローリー・マキロイ選手より速いです。
身長が163cmしかないのですが、ヘッドスピードが一般の方より速いのは
この腰の回転スピードが異常に速いからだと思っています。
アマチュア
マキロイ選手
スクワットなどの大筋群系エクササイズはこの0.2秒で出来るエクササイズでしょうか?
実際の動きで使用しないスピードでのエクササイズやトレーニングをしても
筋肉が肥大するだけで使えません。
しかも足が太くなってしまいます。
こちらパク・ソンヒョン選手のスイングです。
大腿四頭筋(ももの前の筋肉)はそこまで発達していません。
腰の回転スピードはおそらく、500°/secくらいではないかと思います。
その場でシャープに回っています。
じゃあどんなトレーニングをしたらいいのか?
トレーニングは逆算になります。
飛距離を飛ばすために十分な力、関節の動きはあるのか?
何ヤード飛ばしたいのか、いつまでに
まずここが大切です。
実際に行うトレーニングは
0.2~0.4秒以内に出来る内容に切り替えましょう。
重たい重量でやっていた方はまず、
錘なしで何秒で出来るかやってみてください。
スクワットとブルガリアンスクワットは出来ないと思います。
おススメのトレーニングは
プライオメトリックと言われる、反射的なトレーニング方法となります。
イメージしてカラダを動かすまでのスピードを上げます。
かなりレベルが高いですが、
このあたりは少しずつ調整すれば大丈夫です。
何がいいたいかと言いますと、
最低限必要な筋肉は最初に基礎トレーニングとして行う必要があるのですが、
バーベルやラックなど器具に頼ったトレーニングはあまり効果がないということです。
ある程度まで来ると、きちんと飛ばすために必要な機能練習をしていきましょう!
高校生以上からはウエイトトレーニングがOKです。
男性はトレーニングよりストレッチが効果ある方が多い。
女性はカラダが柔らかいので、優しめのトレーニングからスタートがベストです!
まとめ
スクワットとブルガリアンスクワットをしているのであれば、
やめましょう!
腰痛の原因にもなります。