こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^O^)

2014年全英オープンすごかったですね!
夜中の放送でしたが、思わず見入ってしまいました。

今回は、ローリー・マキロイ選手のスイングについてまとめてみました!

 

簡単なプロフィール

身長:175cm
体重:73kg
生年月日:1989年05月04日
出身地:北アイルランド

平均ドライビングディスタンスは300Yを越えています。

身長も175cmと大柄ではないのに、その飛距離はどこから生まれているのでしょうか?

 

スイング動画

分析

動画の解説にもありましたが、

なんと、腰の回旋が

アマチュア 350°/s
プロ 550°/s
ローリー・マキロイ 720°/s

とアマチュアゴルファーの2倍以上!!

そして、

ボール初速 78.2m/s

と・・・

速すぎる・・・

 

しかしながら、ただ腰の回旋が速いだけではヘッドスピードには繋がらないと思います。

何がすごいかって、

脊柱(上部胸椎)・肩甲骨・肩関節の柔らかさ

強靭なまでの粘り

です。

さまざまな方のスイングやからだを見てきていますが、画像上からもわかります。

こんなに柔らかくてしなやかな方はなかなかいません。

マキロイ前額面1アドレス
1.体軸は右に傾き

2.右肩甲骨は下方へ

3.足圧は右寄り

トップ

1.右股関節は内旋(かなり外旋を耐えています)

2.右膝も外に流れていません(外旋していない)

3.脊柱は屈曲・伸展中間位で右回旋がキレイにでています。そして、肩関節の水平内転角度がすごい!

※ この角度を覚えていてください!!

ダウンスイング

1.トップでの上半身のポジション保ったまま、体重移動が起こります!これ大切!

マキロイ前額面2
1.この肩関節水平内転角度はどこまで保たれるのでしょうか・・・

2.動画を眺めていると、真ん中の画像より先にいくと、腰の回旋速度より、上肢の動きが増えてきます!

3.インパクトでもハンドファーストでボールを捉えており、力強いボールとなるのでしょうね(^O^)

※しかしながら、こんなに体幹を回旋させたまま、肩関節の角度を保てるものなのでしょうか!?

マキロイ矢状面1

1.体幹に対して、キレイに90°の角度でトップを作っています。

2.横からみても右の股関節は内旋位を保っています。

3.ダウンスイングに入っても、肩関節水平内転角度は保たれているばかりは、増しているように見えます!

マキロイ矢状面2
1.インパクトまで流れるようです。まるでムチそのもの!!

 

さまざまな書籍や雑誌などで、

体幹が重要

下半身の粘り

などさまざま言われていますが、

ローリー・マキロイ選手を見ていると

上半身の捻転差(肩関節水平内転)

が飛距離を生むように思えます(^O^)

その差を維持するための、下半身は体幹の粘り

なのではないでしょうか?!

 

クラブセッティング

ドライバー:ナイキ VR_S コバート ツアー ドライバー

FW・UT:ナイキ VR PRO リミテッドエディション

アイアン:ナイキ VR PRO ブレード アイアン

ウェッジ:ナイキ VR PRO フォージドウェッジ

パター:ナイキ メソッド ミッドナイト パター 006