こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^^)/
最近どうやったら飛距離を伸ばせるのですか?
というメールを多くいただいております。
お問い合わせフォームより
前方からと後方からの2方向の動画を送っていただければ、
スイング分析とトレーニング方法をお伝えしております。
また、
簡単に現在の飛距離(ドライバーと9番アイアイ)や目標を聞かせていただいております。
様々な要素を加味させていただきながら、現実可能な範囲で目標修正はさせていただいておりますが、大体の方は申告飛距離目標より長くなってます。
何をするかといいますと、おおよそ下記になります。
スイングの修正が必要な方
柔軟性が必要な方
筋トレが必要な方
バリスティックな動きが必要な方
下記に行くほど応用やレベルが高くなりまして、
あまりバリスティックなトレーニング対応となる方はいません。
それ以前のトレーニングのみで結構飛距離は伸びます。
難治な腰痛で、目標がゴルフ復帰の方の来院も最近病院には多く、
腰痛が良くなってくると、みなさんゴルフで飛距離を伸ばしたい!!
という願望の方が多い印象に思います!!
腰痛がゴルフとは関係なく起きている方もいますが、
ゴルフスイングが問題で腰痛の方も多いです。
腰痛を治してゴルフの飛距離も伸ばしたいというわがままな方もぜひご相談を!!
二頭を追うものは・・・ということわざがありますが、
4~5頭くらい追っていれば、2~3頭くらい捕まるんではないか?
というコンセプトのもと生きています、笑
腰痛も治して、飛距離と方向性をアップして、最後はスコアも上げる!!
と、これは可能だと思います(^^)!
さて、話がそれました。
ただ、飛距離を伸ばすのは簡単ではありません。
下記にまとめましたので、ぜひご参考にしてみてください!
- 飛距離を伸ばすために知っておいて欲しいこと
- 筋肉はそう簡単にはつかない?!
- 最初に反応するのは神経系である
- 動きの学習にはそれなりの時間がかかる
- あきらめて欲しいこと
- 飛距離を伸ばしている最中にスコアを求めないで欲しい
- 心地よい状態とはおさらばです。基本的に日々適度なハリ感を感じながらスイングをしておくこと
- 道具を購入すること
- 飛距離を伸ばすために必要なこと
- 十分な可動域
- 力の入れどころ、抜きどころ
- 切り返しのタイミング
- 必要な筋肉たち
- 感覚のズレを理解すること
- トレーニング方法
飛距離を伸ばすために知っておいて欲しいこと
まず、飛距離を伸ばすために知っていて欲しいことがあります。
基本的な考え方でありますが、絶対であります。
英語を話すなら、英単語を覚える、そんな感じでしょうか?
テニスをするにはラケットと靴を買う。
ゴルフをするなら、クラブとボールを買う。
飛距離を伸ばすなら・・・?
ということです(^^)
筋肉はそう簡単にはつかない?!
よく、どう筋トレしたら良いですか?!と聞かれるのですが、筋トレって結構奥が深いです。このように筋骨隆々にしたいのか、いわゆる細マッチョにしたいのか、
で考え方やトレーニング方法も全く異なります。
筋骨隆々にするには結構みっちりやって、最低2か月は欲しいところです。
結果にコミット
する期間とだいたい一緒ですね。
トレーニングはアイドリング期がありますので、いくらやってもなかなか反応しない時期があったりします。
ただ、その期間もしっかり対応して、徐々にからだを変えていくことが必要です。
忍耐も大切となります。
最初に反応するのは神経系である
そして、目に見える変化の前に、筋力は強くなります。
人間は今ある筋肉のすべてが使えているわけではありません。筋肉には神経が入り込んでいて、その神経系の活動が高まることで筋肉がより使えるようになってきます。生理学の話となりますが、この神経系を賦活させることで、筋力はあがります。
筋ボリュームは変わりません。
動きの学習にはそれなりの時間がかかる
さて、神経系が賦活して、2か月の時を経て、筋ボリュームもアップしたゴルファーはヘッドスピードが速くなるのか?といったら、そういうわけではありません。今までのスイングを一度崩す必要があります。
崩すといっても一からというわけではないです。
下半身の力がついていれば、地面を蹴る力が速くなります。
蹴る力は速くなれば、反対の足で受け止める力と強く、速くなくてはなりません。
両腕を振るスピード・タイミングも変えていかねばなりません。
変えていく要素がかなり増えます。
ちょっとしたズレの調整ですね!
ただ、みなさんの想像通り、ゴルフはこの少しのズレでもかなりやっかいです。
スマホかデジカメは準備しましょう。スイングを知ることが大切。
最近はゴルフ場でカメラで撮影する人が増えてきた印象を受けます。
科学も進化しており、カメラの技術や素晴らしいゴルフ機器も販売されています。
とにかく、ヘッドスピードを測ってみて、速いとき、遅いとき、の差を知りましょう。
自分自身の動きの特徴を見抜きましょう!
ゴルフ機器のデータを送っていただいている方もいます。
数値の解釈はとても難しいので、そちらも対応しています。
あきらめて欲しいこと
全部を一気に求めるのは、少し難しいです。
青木は現在も飛距離アップの目標とともに、スコアを捨てています。
コースで抑えて打つことはあまり良いことではないです。萎縮します。
結果、飛距離はいつまでも伸びません。
コースに入れようと思ったらだめです。
振り切ったら、まっすぐ飛びますから、
飛距離と一緒にメンタルも鍛えましょう!
万振りでフェアウェイに落とす!一歩間違えばさよならOB!
飛距離を伸ばしている最中にスコアを求めないで欲しい
先ほどと同様に、スコアは求めてはダメです。
やってほしいことは、しっかり振り切って打てた時のフェアウェイの位置をイメージしてラウンドしてください。
飛距離を伸ばしている最中はドライバーも伸びます。アイアンも伸びます。
コントロールショットも大切なのですが、それぞれの番手でどれくらい飛んでいるのかを知っていてください。
調子が良くてイメージよりグリーンをオーバーしちゃうんですよ・・・
と言われるのですが、調子がいいのではなくて、基本の飛距離が伸びているんです。
と皆さんにお伝えしています。
スイングも少し変わりますので、タイミングがつかめなくて、シャンク地獄、スライス地獄、ひっかけ地獄、多々あります。
気にせず、振り切ってください!!
心地よい状態とはおさらばです。基本的に日々適度なハリ感を感じながらスイングをしておくこと
トレーニングを始めた当初は心地よい筋肉痛が付きまとってきます。
トレーニングに慣れてくればそういった状態はなくなりますが、適度な筋肉の緊張は非常に大切となります。
青木は日々おもだるい状態で練習していた時期もありますが、これはあまりおススメできません。オーバーワークとなります。
また、どこか痛い状態での練習もNGです。筋線維や膜や腱などを痛めている可能性もあります。
道具を購入すること
なかなかドライバーが合わないなぁ・・・
新製品が出たし、フィッティングに行こうかな!
これはちょっと待ってください。
フィッティングというのは、今の自身のスイングを繰り返した状態にシャフトを合わせてくれます。
例えば、HSが40m/sならその状態とスイングテンポやタイミング、スイング軌道などを見てチョイスしてくれます。
でも、これって、即時効果で変化がみられるのはプロくらいじゃないのか?
といつも思います。
10球打ってみて、同じスイングができるアマチュアはいません。
しかも緊張してならなおさらです。
その状態でフィッティングをしても、今度はフィッティングをしたシャフトにスイングを合わせにいくだけになります。
シャフトが安ければありなのですが、最近のシャフトはちょっと高すぎて、手が出ません・・・・。
自分の体の限界(妥協点)までスイングを作り込んでから設備投資をしていくのも大切かと思います。
例えば、HSを+2m/s(約10y)伸びたら、スイング固めて、道具を固めてスコアを作りに行こうかな?などです。
青木も悩み中ですが、
MAX55m/s、平均52.5~53m/sまで行ったら全面的にシャフトを取り換えようと思います。
今はMAX54m/s、平均51~52m/sでSシャフトでしなりすぎて合わないのですが、目標までは道具は変えるつもりはありません。
飛距離を伸ばすために必要なこと
飛距離を伸ばすには、自分にあったシャフトを使うこと
正しいアドレスやティの高さを知ること
そして、からだの使い方を知り、いかに速くクラブを振るか、ということ
になります。
それでは、実際にどのように体を作っていくのか?です。
十分な可動域
柔軟性が必要な可動域は下記になります。
その他はあまり飛距離に貢献しません。
股関節
脊柱(胸椎)
肩甲骨
肩関節
力の入れどころ、抜きどころ
ヘッドスピードを上げるのに必要なタイミングはここだけ!!
あとはリリースの調整です。
多くのアマチュアはずっと力を入れ続けるので、左の壁ができずに、流れていきます。
一度つけた勢いは、一回止める、減速させることで、連鎖的にスピードを加速させます。
運動連鎖とも言います。
流れるようなスイングをイメージしてください。
テレサ・ルー選手はとてもきれいです☆
また、韓国の選手たちは入れどころ、抜きどころは素晴らしいです。
切り返しのタイミング
ここはとても難しいです。
飛ばす選手たちの共通点をあげるなら、ここでしょうか。
しかも外国人選手たちはかなり上手くて、速い。
元々の骨格や筋力の違いもあるかと思いますが、この切り替えは飛ばすのに必須です!!
肩の角度を維持したまま身体を切ります!
下半身で地面を蹴る!
この凄まじい体の切れがとれも飛ばしに重要です!
必要な筋肉たち
下腿三頭筋
ハムストリングス
内転筋
大腿四頭筋
大殿筋・中殿筋
腹斜筋
広背筋
脊柱起立筋
あげればきりがないのですが、
下半身がしっかりしていれば、上半身はそれほど鍛えなくても、速いスイングに耐えていれば、比較的しっかりついてきます。
このトップに耐えうるからだを目指したい!!
感覚のズレを理解すること
毎日ボールを打つのも大切ですが、スイングを変えることが目標ですから、
筋トレやストレッチを毎日実践して、練習は週1~2回でもいいと思います。
そして、柔らかくなった可動域を十分に使ってみてください。
今までのスイングではなく、ビデオを撮って、ゆっくり大きく振ってみてください。
トレーニング方法
マキロイ選手のトレーニング
下記も参照してみてください☆
飛距離アップのための上半身トレーニング!|ゴルフトレーニングラボ
ゴルフ飛距離・方向性アップトレーニング|レッグプレスが効果大!
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一番飛ぶドライバー|2017年
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