こんにちは!ゴルフトレーニングラボ管理人青木です(^-^)

飛距離を出すには

ヘッドスピード

打ち出し角

ミート率

 

この3点が非常に重要です!

 

身体でいかに効率よくヘッドスピードを向上させるかがポイントにはなりますが、

最終的にボールに力を伝えないと全くもって意味がなくなってしまいます。

 

ゴムチューブを使った飛距離アップの筋力トレーニングについてはこちら(^O^)

 

作り上げた力を効率的に伝えるために重要なのがミート率です

 

ミート率とは?

「ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード」

これが高ければ高いほど飛びます。

しかしながら規正があり、1.56以上にはならないようになっています。

 

ミート率の標準値 (※ミート率=ボール初速÷HS)

通常(アマチュア)       1.35~1.39

プロ・インストラクター    1.40~1.45

ミート率と飛距離の関係

 

飛距離(y)の算出方法

~ドライバー~

ヘッドスピード × 5.55

理想値であり、ミート率が低ければ飛距離も落ちる

例)

40m/s×5.55=222Y

45m/s×5.55=249Y

50m/s×5.55=277Y

ドライバーの飛距離(y)=ヘッドスピード × ミート率 × 4

例1)

ヘッドスピード 40m/s ミート率 1.3  40×1.3×4=208

ヘッドスピード 40m/s ミート率 1.4  40×1.4×4=224

例2)

ヘッドスピード 45m/s ミート率 1.3  45×1.3×4=234

ヘッドスピード 45m/s ミート率 1.4  45×1.4×4=252

同じヘッドスピードでもミート率が0.1違うだけで15Y以上も異なってきます!!

 

252Yを飛ばそうとして思いっきり振り、ミート率が1.3まで下がってしまった場合には、

必要なヘッドスピードは48.4m/sも必要になります!

 

8割スイングの方が飛ぶというのはこのミート率の向上が関わってきそうですね(^O^)

 

7番アイアン

ミート率の標準値

アマチュア     1.25~1.29

プロ  1.30~1.35

実際ミート率と打点はどうなっているのか?

ショットマーカーとヘッドスピード計測器を使って実験してみました!

ドライバーにショットマーカーショットマーカーをドライバーのフェース面に張りつけます!

ショットマーカー1打目

いわゆる全力で振ってみました!!マン振りです!!

芯よりヒール側に当たっています。モーメントが働くので先端よりヒール側の方が真っ直ぐ飛びます!

HS54しかしながら、ミート率は「1.29」 飛距離「258Y」

ヘッドスピード 54.3m/s であれば理想値は「54.3×5.55=301Y」となるはずですが、

『約40Y』も損していることになります。

ショットマーカー2打目なかなかヒール寄りで叩いてしまいますが、コントロールしながら中心で当てました。

※ちょうど真ん中の跡です(^O^)

HS51ヘッドスピードは51.6m/sと先ほどより下がりましたが、

ミート率は「1.41」となりました!

飛距離は「269Y」

どうやら、速く振るよりもしっかり芯でとらえる方がいいみたいですね!

 

それにしても、デカヘッドのミート率の向上には目を見張るものがありますね!

少し真を外してもミート率「1.35~1.4」は出たりしています!

何回か打っていて、だいたい下図のようにまとまりました。

driver2

赤丸より中心:1.4以上

オレンジ丸~赤丸:1.35~1.4

 

せっかく身体で作り出したヘッドスピードをボールに効率的に伝えられないのは勿体ないことですね。

スイングの再現性を上げ、芯でとらえミート率の向上を目指しましょう(^O^)

 

今回使用した機械
ヘッドスピード計測器